時間管理のミスはエンジニアがフリーランスになったときによくある問題の一つだ。会社に勤めていると会社が定めた就業時間があるため、仕事とプライベートを分けやすいというメリットがある。しかしフリーランスは就業時間を自分で決めなければならない。時間管理が得意でない人は、怠けて仕事が進まず、収入がなくなってしまうケースが珍しくない。逆に働く時間を増やしすぎてプライベートが時間が減ってしまうケースもあり、その場合は過労により体調を崩す可能性がある。そして結果的に収入が減ってしまうのだ。

この問題を解決するためには、スケジュール管理ができるようになることが重要だ。例えば水曜日を休みにするなど、休業日を予め決めておくことでプライベートな時間を確保できるようになる。また就業時間も午前9時から午後6時までと決め、それ以外の時間を休むと決めれば体調を崩す可能性も低くなるだろう。

曜日や時間で休みを決めるスタイルが自分に合わないと感じるのであれば、仕事量で調整するのも良い方法だ。仕事量が多くなっていることで働く時間が長くなるなら、仕事量を減らせば働く時間も短くなる。仕事を細分化し、それぞれに優先順位を付ける。そして緊急性・重要性の高いものを優先的に進めていき、緊急性・重要性の低いものはあとに回す。そうすることで無理なく働くことができるだろう。

フリーランスはこうした方法をいくつか試していき、自分に合った時間管理方法を見つけることが大切だ。それが見つかれば、フリーランスとして充実した生活を送ることができるだろう。